交響曲

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交響曲第29番イ長調

最初の始まりが重要であることは、どんなものについても言えることですが、作品についても同じことが言えます。

この曲の冒頭、すなわち第1楽章の開始は、オクターヴの下降音型と細かい8分音符11個から成る単純な音型の組み合わせ。

しかもこれが1音ずつ音を高めながら3回半繰り返されるという、たいへん印象的なものです。

そしてこれは一度聴くと耳に残る楽想だから、これがこの曲が好まれる一因になっていることは確かですね。

しかしそれも演奏のやり方で、かなり気分が違ってくることも確かです。

この第1楽章は、アレグロ・モデラートの速度表示をもっていますが、一般的に言うと、最近の指揮者のテンポ感覚は速くなっているといえます。

たとえば、マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団やホグウッド指揮エンシェント室内管弦楽団などもそうです。

しかし、この2つの演奏では、この音型の演奏の仕方がかなり違うので、また全体の音楽の私たちに与える気分が異なっています。

大好きな音楽家 その3

交響曲第25番ト短調

かねてから特異な存在をなしていたこの交響曲が、より広く親しまれるようになったのには、映画『アマデウス』の効用もあったかも知れません。

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それはともかくとして、この作品が、指揮者たちにとって棄ててはおけないもののひとつであることは事実ですね。

最近では、ウィーン・フィルにとって初めてというモーツァルトの交響曲の全曲録音を成功裏に展開しているレヴァインが、この作品にもすぐれたアプローチを聴かせてくれました。

トスカニー二/NBC交響楽団の演奏にひとつの理想を見いだしてきた彼の、構成感とリリシズムの融合
が、このオーケストラの伝統や特質と相乗的な効果をもたらしていることも間違いないですが、そこに悲劇性を見いだすかどうかは、人によって異なるでしょう。

大好きな音楽家 その2

交響曲第25番ト短調

この年は、彼の交響曲が大きな変貌をみせた年でもあります。

この作品はそれを象徴する以上に、この時期の一連の交響曲の中でも際立った存在です。

それは、形式の上からばかりでなく内容的にも大きな発展を見せているからであり、彼の情熱や苦悩が最大限に発揮されているといっても過言ではありません。

もっとも彼がここでト短調を選んだことについては、はるかに冷静な眼をもって見つめ、その頃、彼がハイドンの短調の交響曲に接したことが誘因とする見方もあるようです。

いずれにしても、彼がどのような意図と意識をもってその筆をとったかは知るよしもないですが・・・。

この作品ではもうひとつ、4本のホルンが用いられていることも見逃せません。

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彼は前年の交響曲でも4本のホルンを使っていますが、その後のもっと大規模なオペラや、晩年の3大交響曲でさえ2本のホルンで書かれているだけに、それがかなり特別なことだとわかります。

しかも、それが極めて有効に生かされているということ。

大好きな音楽家

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交響曲第25番ト短調

モーツァルトの作品では、短調で書かれたものが数少ないということは、今までずっと言われてきました。

もちろん長調の作品の中にも、短調の楽章をおいているものがないわけではないし、転調によって短調の響きを聴かせている例は少なくないです。

とはいえ、短調を主調とする作品が少ないことは、事実ですね。

とくに一般的に交響曲と呼ばれているジャンルでは、わずか2曲しか残されていませんし、その双方がト短調によって書かれているということは注目される点です。

この調性が、モーツァルトの音楽にとって特別の意味をもつものであるという見方もあるからです。

その第1作である第25番の交響曲は、1773年10月5日、ザルツブルクで書かれました。

交響曲第1番

交響曲第1番ニ長調は、ハイドンの交響曲。

「第1番」の番号が付けられているものの、最初に書かれたものではないそうです。

一般的には1759年頃の作品とされていますが、正確なところは不明です。

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曲の構成

●第1楽章 Presto

ソナタ形式。主題はいきなりクレッシェンドを伴い、ホルンがファンファーレを鳴らします。

第2主題はイ短調への陰りを見せ、野心的で古典派の形式。これらのことから第1作としては出来すぎていると思われるため、この交響曲は実際はもっと後の作品と考えられています。

●第2楽章 Andante

ト長調。ソナタ形式。編成が弦楽器のみです。3連符による掛け合いが特徴的な、ハイドンらしい軽い曲想。

●第3楽章 Finale,Presto

ハツラツとした主題で、単一主題的です。

ハイドンの死と熱烈な崇拝者

1809年、ハイドンはナポレオンのウィーン侵攻の中で死去します。

最後の言葉は、近くに大砲が命中して混乱している使用人たちを何とか落ち着かせようとするものだったどうです。

ハイドンの人柄がわかりますね。

今はアイゼンシュタットの教会に眠っています。
これはウィーンのギュルテルと呼ばれる環状道路のそばにある、ハイドンの元お墓。

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今は「ハイドン公園」と名付けられた公園です。

ハイドンは150年もの間、頭部と胴体を離されたまま埋葬されていました。

死後、オーストリアの刑務所管理人であるヨハン・ペーターという者と、かつてエステルハージ家の書記だったローゼンバウムという男が首を切り離しました。

彼らはハイドンの熱烈な崇拝者だったようで、頭蓋骨を持ち去り、丁寧に薬品処理を行なうなどして保存し続けたそうです・・。

やっときちんと埋葬されたのは1954年でした。

持病の悪化・・・

1802年になると、ハイドンは持病が悪化して、もう作曲ができないほど深刻になってしまいました。

新しいアイディアが次から次へと湧いてくるハイドンにとって、きっと耐え難いものであったでしょう・・・。

晩年、ハイドンは使用人に看護してもらい、たくさんの見舞いの客がハイドンのもとに訪れました。しかし、この時期はハイドンにとって、少しも楽しいものではなかったようです。

ハイドンは時々ピアノに向かって、自分でかつて作曲したオーストリアの祝歌を弾くことを自分への慰めとしていたようですね。

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衰えない創作意欲

ハイドンのイギリス訪問は大成功でした。
なのでハイドンはイギリスの市民権を得て移住することも考えましたが、それでも最終的にはやはりウィーンに帰ることにしたんです。

ハイドンはウィーンに自らの大邸宅を建て、合唱やオーケストラのための宗教的な作品の作曲にとりかかりました。この時にオラトリオ『天地創造』と『四季』、それに、エステルハージ家に捧げるためのミサ曲を6つ作曲しています。

ちなみにハイドンは1796年にエステルハージ家の楽長に再就任しており、エステルハージ家もこの頃までにまた音楽に理解あるニクラウス2世侯が当主になっていました。

いろいろあったけど・・・丸く収まって良かったですね!

そしてこの頃、生涯に数多く作曲した弦楽四重奏曲の最後の9曲(『皇帝』、『日の出』、『五度』など)を作曲しています。この時ハイドンはすでに60歳を過ぎていました!

いくつになっても創作意欲が衰えなかったんですね。
素晴らしいことです!

エステルハージ家からの離職・・・

1790年、エステルハージ家のニコラウス(ミクローシュ)侯爵が死んでしまいます。

その後継者パウル・アントン(パール・アンタル)侯爵は音楽に全くと言っていいほど関心を示さず、音楽家のほとんどを解雇してしまい、ハイドンを年金暮らしにさせてしまいました。。

ですが当のハイドンにしてみれば、自由に曲を書く時間があり、しかも安定した収入も得られるという事で、そんなに悪い話ではなかったのですね。


ハイドンはやり残した仕事を完成させるために、ドイツに向かいます。

そこで音楽関係の仕事で活躍する興行主 ヨハン・ペーター・ザーロモンからの儲け話(イギリスで新しい交響曲を大きな管弦楽団で演奏する計画)を受け入れます。

1791年から1792年と、1794年から1795年のイギリス訪問は大成功でした。

ハイドンの協奏曲を聴きにたくさんの人々が集まり、ここでハイドンは富と名声を得るのです。

そして、実はハイドンの最も有名な作品の数々(「驚愕」、『軍隊』、『太鼓連打』、『ロンドン』の各交響曲、弦楽四重奏曲『騎士』やピアノ三重奏曲『ジプシー・ロンド』など)は、このイギリス訪問の間に作曲されているのです。

あの有名な作品たちが、こんな短い期間に集中して作られていたことにビックリしました!!

仲良し♪

1781年頃、ハイドンは何とあのモーツァルトと親しくなりました!
そして、ハイドンとモーツァルトは弦楽四重奏を一緒に演奏するなどして交流を深めたみたいなのですが、それってかなり仲良しですよねー。

ハイドンはモーツァルトの作品に深い感銘を受け、モーツァルトの一番得意とするジャンルであるオペラや協奏曲の作曲を殆どやめてしまったそうです。
かなり、影響を受けたそうです。

モーツァルトはこれとは対照的に、ハイドンの最新の作品番号33番の弦楽四重奏曲「ロシア四重奏曲」(37番~42番)に応えて、6つの弦楽四重奏曲(ハイドン・セット)を作曲しました。
本当に対照的なお二人。

しかもモーツァルトは、この作品をハイドンにあげているそうです!
良いですね^^

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