キツツキは年中エサに不自由しない?
その名の通り、キツツキは木をたたいて穴をあけ、木の中の虫を取って食べる鳥として有名です。
木の中の虫と言うと、甲虫類やその幼虫を連想しますが、キツツキが食べているのは意外にもアリ。
とは言っても、地中に巣をつくる種類ではありません。
アリには、枯れ木や枯れかかった木の中に巣をつくって、何千、何万という集団で生活する種類も多いのです。
キツツキは、そんなアリの巣を見つけては、くちばしから長い舌を出して、アリをなめるようにして、何十匹、何百匹と口に運びます。
アリの中には、女王アリと少数の雄アリだけで冬を越す種類もいますが、木の中に巣をつくるアリは、冬でもその巣の中に多数が群がって越冬するので、キツツキは冬でもエサに困りません。
なお、キツツキは、木に巣穴をつくるとき、縄張りを主張するときにも、木を叩きます。